簡単な(多分)Comptiaの取り方
新人エンジニアの皆さんは会社からさっさと資格とれとれ攻撃を受けているのではないでしょうか。(特に客先常駐系)
というわけで金額は高いですが資格取得難易度が簡単なComptia取得のコツを。
とりあえずNW+とCloud+はこれでいけました。
リテイクキャンペーンを狙え!
正直しっかり勉強すればそうそう落ちないとは思いますが、
日本語翻訳が怪しかったりしてギリギリなことは多々あったため。
一度落ちてももう一度受けれるという精神的安心感は違います。
参考書はいらない
クッソ高いし、ポイントが絞れてないので勉強効率もよくないです。
売っても二束三文なので、買うくらいならWEB問題集に全力かけましょう。
WEB問題集を使え!
ぶっちゃけ大抵のベンダー資格というかCBT試験(テストセンターで受ける系試験)は有償問題集サイトでなんとかなります(LPIC,MPCなどなど...)
Comptiaの場合はTACの模擬試験が販売されているのでそちらをどうぞ。
正直ちょっと操作感はping-tやクラムメディア等に比べると悪いですが(解説欄で次の問題にいけなかったり)、comptiaの問題集はここ以外にないかと思います。
キャンペーン開催中はリテイクバウチャーとのセット売りもあるので便利です。
受験の流れ
TACの模擬試験の期間(2ヵ月)があるので先に受験日目安をつけておく
もしくは場所によってはなかなか予約がとれない所もあるので予約可能日や時間などもピアソンのアカウントを作って確認しておく
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TACの問題集申し込み(郵送でログイン情報が届くまで数日かかるので早めに)
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届いたら封筒を開いてその中のパスワードで模擬試験が受けられるように
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ひたすら勉強(日本語怪しい問題や模擬試験より少し選択肢が多い問題等も出るのでできる限り解説も読み込んでおく)
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ピアソンから予約とって受験(身分証明書忘れないように)
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その場で合否発表。メールアドレスに合格証を送る住所の確認をしてください的なメールが来るので指示に沿って行う。
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合格証が届きました。やったね。
ひよっこ常駐SE的仕事の覚書
右も左もわからない新人さん向けに
数年働いてきてこういうことがポイントかなと思ったことまとめ。
手順書は読み飛ばさずきっちり指示に従いましょう
この内容間違ってる?と思っても手順書の内容と相違なければ
ほかの人に確認するか手順書通りにやるかの二択で
基本手順書に書かれていないことは勝手にやっちゃいけません。
手順書にない画面とかが出たら重要情報なので一回作業を止めて確認しましょう。
スマホとか使っていいなら画面を写真に撮って残すのも手。
そもそも手順書すらなくて(作るのが面倒などで作られていない等)口頭伝承のみの案件に比べたら手順書があったらだいぶイージーモードです(普通は新人入れるならあるべきなんですが...)ないならそのために呼ばれたと思って作成がんばりましょう。
指示振ってくる依頼とか指摘へのメモは全力で取る
特に口頭ばかりで指示してくる人間のこれ言ったよねとかなると最悪
忘れたり勘違いしたりの対策に、
指示は復唱しつつ一字一句テキストファイルに残しておくのがよいです。
録音できるなら録音も手。
指示とは別に毎日こんなことがあったというような日記のようなメモも残しておくと振り返りに便利。
放置されてるならとりあえず何したらいいか確認する
指示が下手で放置する人ほど自主性をもって行動してくれないとか言ってくる場合があるのでお互い受け身じゃ話も進まないしガンガン何したらいいか聞いていきましょう。
その人が怖いならとりあえず聞きやすい人に聞くだけ聞いとけ!自分だけでボールをもってしまうのと誰かに相談した事実を作っておくのとでは雲泥の差。
まだ業務のことをよく理解していない人間相手に自分で考えろと言ってくる相手は基本教え下手なのでほかの人に聞いた方がいいです。ちょっと質問しただけで細かいことや裏話までしっかり教えてくれる説明好きの人に聞くのがオススメ。
相手も指示に困って「勉強しててください」と言われたならもう業務時間内でも好きに勉強したらいいと思います。繁忙期と閑散期がある職場とかだと特に仕方ない部分もあるので。ただ出来るだけその案件の業務にかかわる内容にしましょう。
わかんないことがあったらとにかく確認
まとめてこいとか言われても結局うまくまとめられることは少ない
どの程度がうまくまとまってる状態とか普通わからないし、
「●分詰まったら確認」とか期日を逆算して「いついつまでに分からなかったら確認」みたいにしておくといい、ダメならダメでまめに確認してれば軌道修正もしやすいので
ちゃんとまとめろとか要点から話せとか勇気を出して話しかけてる質問方法にいちいちケチつけてくる相手には、例えばうまくまとめられなくても「●分考えたけどまとまらなかった」「●●ということまで考えたがわからなかった」「●●は▽▽(間違っててもいい)でよろしかったでしょうか?」等どれくらい何を考えたか伝えると何も考えていないと思われなくて◎。(これを言わなくても皆自分なりに考えてはいるのは当たり前だと思うが言わないと何も考えていないと思ってしまう人が意外と多い...)
マネジメントが苦手なエンジニアも多くて、たまたま新人の世話を任されただけの人とかで相手側の指示が悪いケースも多々あるので、自分が悪いとかあんまり気にするのはメンタル病みやすいのでやめましょう。とりあえず自分の中での疑問を無くすことに注力する
時にはあきらめも肝心(自衛大事)
そも普通に考えたら勝手な行動起こされるよりうるさくても確認してくれる新人の方がトラブル等起きにくいので、何度も聞くなとか聞きづらい雰囲気出してくるならソイツのせいだから気にするな、どうしても耐えられないなら転職や案件替えをうるさく主張も手
(客先常駐や派遣の営業はこっちからうるさいくらい声出さないと体調崩すか案件替えの時期がくるかまで基本助けてくれないぞ!)
空いた時間でマニュアルや手順書を作っておく
引継ぎで時間がないときとかもとりあえず読んでおいてもらえるから便利
レベル感はできるだけ低くするとよい
(新人で入った案件ならまた後続に新人が入る可能性が高いので)
・とりあえず最低限ポイント抑えたメモ帳(業務に慣れてきたとき用)
・エビデンスとかきっちり使った手順書(最初にじっくり覚える用)
・チェックシート(メモ帳と合わせて最低限の必要項目抑えられるように)
この3つがそろえば割と何とかなる。
方法だけじゃなく何でその作業をしているかの目的や採用理由も手順書の最初や項目ごとにしっかり書こうね!!
作ったブツがあるならパラメータシート(設定項目一覧)の更新もしっかりね!
新人が入ってきたらとにかく何度でも質問していい、怖がられない雰囲気を作る
怖がられてるといざトラブル起きた時に重要情報を報連相してもらえないぞ!!
手遅れになる前に信頼関係を普段から作っておこう。
WSUSのクリーンアップ自動化
WSUSの定期的なクリーンアップって手動だととっても面倒くさい...
しかし!Invoke-WsusServerCleanupというコマンドで引数を指定するとそれぞれWSUS画面で手動でやる項目と対応した部分をクリーンアップできる
それをタスクスケジューラとかでタスク化すれば自動化可能!
というわけでとりあえず自動化→ログを吐く程度のことはやっていました。
詳しくはこちら。(英語)(デデドン)(エンジニアなのに英語苦手)
英語何でわかりにくいですがWSUSのサーバークリーンアップウィザードの項目とオプション項目は基本一致してます(2項目分のがあったり英語なんでわかりづらいですが)
使うのは「deletes」とか「declines」とかなんか掃除しそうな感じの項目です(googlechrome翻訳を信じろ)
-CleanupObsoleteComputers
-CleanupObsoleteUpdates
-CleanupUnneededContentFiles
-CompressUpdates
-DeclineExpiredUpdates
-DeclineSupersededUpdates
このへんのオプションですね。
確か終わった後ログに個数とかが結果で出ていた気がします(前案件での話なのでうろ覚えですみませぬ...)
お試しあれ。
PowerShellファイルクリックしても権限で動かないんだけど問題
せっかくコマンドを打ったら動くの確認したのにいざ皆がワンポチで使ったりタスクで動かせるように実行ファイル化してみると動かない!
よく初見の初心者がハマるやつ(自分も新人時代ハマったなあ...)
既に自動化されている場合はだいたい先人が書いてるけど、一から書こうとするとだいたいハマるやつですね。
Get-ExecutionPolicy
で現在の実行ポリシー設定がわかるので、
キツいやつなら実行時にゆるめてあげればいいわけです。
例(コマンドプロンプト)
powershell -NoProfile -ExecutionPolicy RemoteSigned -Command "コマンド"
※-Fileでファイル指定も可能
権限はとりあえず下から2番目にゆるいRemoteSignedで困ったことはないです。
ps1よりも個人的にはbatファイルからpowershellを呼び出した方が使いやすい気がする(なんでだろう、ほかのバッチとログ出力構文とか使いまわせるからかな)
詳しくはここの「実行ポリシー」のところを参照。
結構詰まる人が多い項目なので、「powershell 実行ポリシー」あたりでググってもたくさん先人の情報が出てくるかと思います。ありがたや。
よくお世話になってるフリーソフト
お仕事で色々お世話になってるフリーウェアについて。
制限ないならとりあえずいれとけ!!レベルからちょっと便利なやつまで。
日常でめっちゃつかうソフトたち
https://sakura-editor.github.io/
とにかくgrep検索でテキストの中身が検索できるのが便利。
修正する変数が含まれるバッチを検索したり、
書き残した覚書に特定の項目が含まれる文章を探したり等。
こういうのがないとfindstrだとshift-jis形式にしたりするのがメンドクサイ...
Winshot
スクショソフトといえば軽いこれがお気に入り。
インストール不要なのが素敵。
win10だとデフォルト設定だとずれてうまくいかない場合が多いので
適宜設定いじる必要あり。
SnapCrab
SnapCrab - 決定版キャプチャアプリ | フェンリル
こっちもキャプチャソフト。
最近はwin10が標準になったしこっちの方がいいのかも。
CubePDF
無料でめっちゃPDF編集できる。自分がいれたというよりもう企業内で使われていることが多いけど、プライベート利用でも超便利。
DF
ファイルの中身なんかの「違いを比較」してくれるソフト。
ログファイルとかの差異をいちいちエクセルとか目視確認は面倒なので。
軽くてすっごい便利です。
WinMerge - You will see the difference…
こちらもDF同様ファイル比較ソフト。
機能的にこっちのがリッチなので今から使うならこっちのがいいかもしれない。
そもそも入ってない職場ないだろレベル
Tera Term
「Tera Term」定番のターミナルエミュレーター - 窓の杜
テラターム。入ってない職場はないと思うけど一応入社前とかの新人さん向けに。
これ使わない職場とかほぼないと思うので、インフラエンジニアになるなら使い方を先に勉強しておくといいかもしれない。マクロとか組んで自動化すると楽ちん。
「Wireshark」ネットワークプロトコルアナライザー - 窓の杜
NW少しでも関係するなら絶対入ってない職場とかないだろ系ソフト。
パケットの中身を見れてお勉強にもお役立ち。トラブル解析とかに使う。
なお筆者はNW弱いんで業務じゃあんまり使いません...笑
人事異動・ファイルサーバ管理の仕事があるなら
ADW
水銀室 -ADW-人事異動などActiveDirectoryアカウントをCSVでまとめて編集するツール
ActiveDirectoryの面倒なコマンド出力が簡単にできるので人事異動時はとてもお世話になりました。初心者にも使いやすいです。
ACLister
水銀室 -ACLister- NTFSアクセス権のアクセス権のダンプと調査
ADW同様人事異動時のファイルサーバのアクセス権確認にとてもお世話になりました...
たまに使ってるやつ
BlackJumboDog
「BlackJumboDog」Web、メール、プロキシー、FTPなどのサーバー機能を備えたソフト - 窓の杜
なんとなーくサーバっぽいものを作ってみたいときの練習用にピッタリ。
メールサーバの仕組みやWebサーバの仕組み等、とりあえず簡単に動かして学ぶのにとても役立ちました。
仮想環境作成ソフト
VMware Workstation Player | VMware | JP
どっちも個人利用なら無償なので、おうちPCのスペックに余裕があるならサーバのお勉強用に是非どうぞ!
特にVirtualboxのスナップショット機能で何度も一時セーブ的に戻れるのが便利。